漢方内科

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“漢方”と言うと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?「何となく体に優しく効いていくもの、逆にあまり効かないもの・・・?」
漢方の場合、「証」というその漢方薬が効く目安になる症状があります。「証」が合えばその漢方薬は効きやすいし、逆の場合には効きにくかったり副作用が出ることもあります。
一例として気血水の考え方を示します。

気虚:全身倦怠、食欲不振、足の冷え、頻回の風邪、内臓下垂
気滞:抑うつ傾向、喉の痞(つか)え、頭帽感、腹満
気逆:冷え上せ、顔面紅潮、臍上悸、大逆上気(こみ上げる様な咳)
血虚:眼精疲労、皮膚枯燥、顔色不良、腓返り、爪の異常、過少月経、不眠
お血:舌暗赤化、皮下出血、臍傍圧痛、月経痛
水滞:浮腫、胃部振水音、胸腹水、尿不利(尿が出にくい、少ない)、眩暈